今までキヌアやチアシード アサイーなどのスーパーフードが流行ってきましたが、抹茶もそんなスーパーフードの1つということを知っていましたか?
抹茶というと、苦くてお爺ちゃんやお婆ちゃんが飲むものという感じでしたよね。
しかし最近では、海外で「MATCHA」として認知され、健康意識の高い人から注目されています。
今は料理にも使われたりお菓子にも多様されているまさに抹茶ブーム。
あなたは、抹茶を飲むとなんだかほっとした経験ありませんか?
実はそれも抹茶の効果の1つなんです。

しかし、美容効果があることを知っていてもあなたの肌はきれいにはなりません。
実際に飲んで初めて効果を実感できるんです。
ここでは抹茶の優れた効果についてを知るだけではなく、どうやって摂取したらいいのかまで紹介していきます。

抹茶はなぜスーパーフードと言われているの?
最近ではスーパーフードとされている抹茶ですが、緑茶よりも高い効果があるとされています。
スーパーフードとは、多くの栄養成分を含む食品で、一般的に摂取する野菜や果物より栄養価が高いもののこと
その効果は、健康面だけではなく、美容にも効果が高いということがわかっています。
抹茶がスーパーフードの理由① 栄養が豊富
抹茶はとても栄養価が高く、多くの栄養素を含んでいます。
・カテキン ・・・抗酸化作用(アンチエイジング)・脂肪燃焼作用
・ビタミン類(A,B2,C,E) ・・・美肌をサポート(美白・エイジングケア)
・カフェイン ・・・疲労感・眠気除去、脂肪燃焼効果
・サポニン ・・・抗菌・抗ウィルス効果、血液サラサラ、コレステロール値を減少
・テアニン ・・・リラックス効果
・ミネラル ・・・高血圧予防
・食物繊維 ・・・便秘解消、デトックス
・クロロフィル ・・・デトックス、消臭・殺菌効果
中でも一番注目の成分がカテキンです。
お茶の渋みの元となる成分で、ポリフェノールの一種。烏龍茶の300倍以上も含まれています。
抗酸化作用が高く、老化防止に役立ちます。
他には、体の脂肪燃焼効果、ガンや生活習慣病予防、血中コレステロールの低下、血圧上昇抑制、食中毒予防などに効果があるとされています。
そのほかにも、ウィルス感染や口臭の予防にも効果あり。
抹茶がスーパーフードの理由② 茶葉をそのまま粉末にしている
抹茶は茶葉の粉末なので緑茶の栄養成分が含まれますし、水に溶け出さない美肌に役立つ成分も摂取することができます。
緑茶と抹茶の違い
- 緑茶は水に溶けやすい成分しか摂取することができない
- 抹茶は茶葉に含まれる豊富で良質な栄養素をすべて取り入れることができる

抹茶で得られる効果がすごい!シミへの効果もあり!
美容や健康のためには通常の食事が基本にはなりますが、休憩や食事の後などに抹茶を飲むことでシミやシワを予防して美肌に役立つ栄養成分を手軽に摂ることができます。
ここからは抹茶の効果について具体的に紹介していきます。
美肌作りをサポート(アンチエイジング効果)
抹茶には美しい肌には欠かせない成分がたっぷり入っています。
ビタミン類やカテキンがその役割をしています。
老化の原因につながる活性酸素を除去する効果が高い成分がたくさん入っているので、肌のシワやたるみ予防に効果的です。
- 健やかな肌には必須の成分ビタミンC
- 若返りのビタミンとも言われ、強い抗酸化作用があるビタミンE
- かさつきを抑えて肌に潤いを与えるビタミンA
活性酸素は増えすぎれば正常な体の細胞にまで攻撃をしてしまい、シミやシワなどの老化の原因となるとされています。
この活性酸素を抑制することがエイジングケアには効果的です。
シミを予防する効果(美白効果)
抹茶には驚くことにシミを予防する効果がありました。
これにも美肌ケアに必須のビタミン類が関係しています。
- ターンオーバーを促進するビタミンA
- シミやそばかすの予防効果が高いビタミンC
- 抗酸化作用が高いビタミンEとカテキン、コエンザイムQ10
カテキンとビタミンCをダブルで摂取すると、「メラニン色素を抑制する作用がある」とされています。

たっぷりのビタミンCとEでシミ予防
抹茶にはたっぷりのビタミンCが含まれるが、熱に強いのでホットで摂取しても効果は変わりません。
ビタミンEの含有量はオリーブオイルの4倍とも言われ、カロリーの心配なく摂取できるので助かります。
ダイエット効果
カフェインやカテキンの脂肪燃焼効果に加えて、食物繊維やクロロフィルよるデトックス効果もあり、ダイエット効果もあります。
また、便秘が解消されることで腸内が綺麗になり、美肌効果も期待でるのもうれしいです。
※食物繊維の量は抹茶1杯でサツマイモ35g相当。

リラックス効果
これは、テアニンという成分のおかげ。「癒しの成分」とも言われています。
ストレスの多い現代人はぜひとも口にしたい成分です。
「つかれた~」という時は「ほっとさせてくれる」のに加えて、
「がんばらなくちゃ!」というここぞという時は「集中力UP」の効果が期待できます。

リラックスすると血行が良くなり、手足の冷えも改善されることが分かっています。
ストレスで血流が悪くなることもあるので温かい抹茶を飲むと心も体もリラックスできて温まります。
健康な毎日を送る体作りをサポート
抹茶には健康面でも様々な効果があり、生活習慣病の予防などに役立ちます。
抹茶による健康面での効果
- 風邪予防・インフルエンザ予防
- コレステロールの低下
- 抗アレルギー
- 血流改善
- 食中毒予防
- 認知症予防
- 虫歯予防
- 高血圧予防

抹茶のおすすめの摂取方法 抹茶スイーツの食べ過ぎは注意!
抹茶が体にいいことはわかっても「どうやって摂取したらいいのかわからないわ」という方のために、抹茶のおすすめの摂取方法を紹介していきます。
抹茶というと、シャカシャカと抹茶茶碗に茶筅(ちゃせん)を使ってお茶を点てて飲むイメージがありますよね。
私は、抹茶を使ったものというと、抹茶塩が頭に最初に浮かびました。(ちょっとおばさんぽい?)
最近では、抹茶ブームに乗って、おしゃれな抹茶の飲料やスイーツが増えていて、若い女性でも抹茶は身近なものになってきているようです。
スタバやタリーズなどでも抹茶ラテ、抹茶フラペチーノなどがありますね。

このように抹茶に乳製品や豆乳を加えて飲んだりするのもおいしいですね。
また、カステラ、わらび餅、抹茶ぜんざいなど和菓子やロールケーキ、洋菓子などのスイーツもおいしいです。
おいしい話ばかりになってしまいましたが、食べ過ぎると体重増加のリスクもあるので、抹茶に限らず、甘いものの食べ過ぎには注意が必要です。

自宅で簡単にできる抹茶レシピ
市販の抹茶ラテやスイーツを買ってきてもいいですが、自宅でも簡単に抹茶を使ったドリンクが作れますよ。
抹茶ラテは「抹茶+牛乳」で作れますので、これを自分流にアレンジしてもOKです。
例えば、牛乳の代わりにアーモンドミルクやミルクココア、豆乳などにするのがおすすめ!
そこに、レモンを加えてビタミンCを追加したり、甘酒をプラスすれば美容への効果もぐ~んとアップしますね!
アーモンドミルクを使うとビタミンEも摂取できます。
まだまだいろんなレシピがあるので参考にしてください。
私が飲んでる抹茶豆乳甘酒ラテを紹介
管理人おすすめの抹茶レシピ
・抹茶粉末 小さじ1
・豆乳(無調整) 50ml
・甘酒(米麹由来) 50ml
・お湯 50ml
※お好みではちみつやガムシロップなどで甘さを出しても◎
<作り方>
- お湯に抹茶の粉末を入れてよく混ぜて溶かす
- そこに、豆乳と甘酒を入れる。混ぜれば完成!
なんてとっても簡単なんでしょう!
この甘酒は甘すぎないのでおすすめ!私は甘ったるい甘酒が苦手なので、この甘酒ばかりを飲んでます。
自分好みの甘酒や豆乳を見つけるといいですよ!

冬場に温まりたい時は、豆乳をレンジの牛乳温め機能で温めてから抹茶に混ぜてもおいしいです。
私のこだわり
・甘酒は酒臭くかつ甘すぎないものを選ぶ(米麹由来 アルコール0%)
・そのままで飲める状態になっている甘酒だからとっても楽チン
・豆乳は無調整で豆腐もできる有機大豆使用
・砂糖は入れない
甘酒も豆乳も美容にはとっても良いといわれているので、抹茶を加えてアレンジして飲んでいます。
甘酒は「飲む美容点滴」とも言われているくらいだし、豆乳もイソフラボンが豊富だからどちらも女性にはすっごくおすすめ!

面倒くさがり屋には「抹茶入り緑茶」がいい!
一番ずぼらさんにおすすめの超簡単な方法が「抹茶入りの緑茶」です。
1度間違えて買ったことがありますが、濃いな~と思ったら抹茶入りの緑茶でした。
お手軽さで言えば一番です。
抹茶には副作用があるって本当?
抹茶を飲む時には、健康や美容に効果があるとはいえ、飲みすぎには気をつけましょう。
なぜなら、抹茶にはカフェインが含まれているから。
カフェインの過剰摂取は体に悪影響がありますし、中毒性もあるので注意が必要です。
カフェインは覚醒作用により集中力や注意力を増したり、脂肪代謝の促進といったメリットも多いですが、大量に摂取すると不眠、不安、肩こり、頭痛などが起こる可能性があります。
抹茶の茶葉自体のカフェインは煎茶など他の緑茶にくらべて少ないくらい。
またテアニンがカフェインと結びつく性質を持っているので抹茶のカフェインの効果は緩やかといえます。
カフェイン量 | 分量 | |
抹茶 | 64mg | 抹茶2g(小さじ1) |
コーヒー | 60mg | 豆10g、150ml |
厚生労働省によると、成人1日のカフェイン摂取量は300~400mg未満を推奨。妊婦さんは、それ以下の200mg未満としています。(1g=1000mg)
上記のように、抹茶1杯にはおよそ64mgのカフェインが含まれています。
一日に小さじ2~3杯程度が理想なので、コップ1~3杯までにしましょう。

抹茶を飲むタイミング
朝飲むのが一番おすすめ!
抹茶には食物繊維とビタミンがたっぷり含まれているので、それによって便通も良くなりますから、朝に飲むのはおすすめです。
また、カフェイン作用で目覚めもすっきりするので、コーヒー毎日飲んでいる方は抹茶に変えることで得られるメリットは大きくなりますよ。
抹茶は血糖値の上昇を緩やかにしてくれる効果もあるので、甘いものを食べた後や、食後に飲むのもオススメ。
また、午後のティータイムにほっと一息つきたい時、気分転換を図りたい時などでもOK。
抹茶にはカフェインが含まれているので、寝る前は控えたほうがいいでしょう。
まとめ
このように、抹茶には美容効果や健康面での様々な効果があることがわかりましたね。
中でも、美容面でのシミ予防やアンチエイジングへの効果があるとは知らなかった方が多いのではないでしょうか。

効果があるからと飲みすぎなければとてもメリットが多い抹茶。
まさに「究極の美容ドリンク」という言葉がぴったりきますね。
おすすめの抹茶の飲み方を参考にして、自分だけの抹茶ドリンクを作ってみてはいかがでしょうか。