あなたは、鏡に映った自分の目の下が、ちょっとだけふくらんでいるような感じがしたことありませんか?
私は、外出先のトイレの鏡を見て、「目の下ちょっと膨らんでない?!」
って思ったことがあります。
「これってクマなの?」って思い、しっかり睡眠をとりましたが、全然解消されない・・・
これ何が原因だと思いますか?
実は主な原因は「たるみ」。
だから、寝ただけではそう簡単に改善されないんです。

でも既にできてしまった目の下のたるみ、せっかくなら解消したいですよね。
目の下のたるみを解消するためには、肌のハリをアップしたり、目の周りの筋肉を鍛えることが効果的!
ここでは、
- 目の下がふくらんでしまう原因は?
- おすすめの美容アイテム
- 簡単にできる目の下のたるみ解消エクササイズ
- 目の下のたるみを隠すメイク法
などを伝えしていきます。
先におすすめのスキンケア化粧品を見たい方はこちらからどうぞ。
どちらの顔が若く見えますか?
この画像の女性、どちらが若々しく見えますか?
引用:城本クリニック
もちろん、右側ですよね。
なぜなら、目の下のふくらみ(クマみたいなもの)が全くないから。
このように、目元は一番最初に視線が向かう箇所なので、小じわやたるみがあると老けた印象を与えてしまうんです。

目の下のふくらみは老化現象だけじゃない
目の下のふくらみの原因には次の2つが考えられます。
- 老化による目の周りの筋肉の衰え&皮膚のたるみ
- 目の下の脂肪(眼窩脂肪)が飛び出すようにしてふくらむ
①老化による皮膚のたるみ&筋肉の衰え
目の下のたるみと一言でいっても原因は色々。
主な原因は、「ハリや弾力の低下」と「目の周りの筋肉の衰え」にあります。
◆ハリや弾力の低下
目の下のふくらみの原因は、老化によりコラーゲンやヒアルロン酸の現象によるたるみが主な原因です。
肌のハリや弾力を保っているのは、真皮の中にあるコラーゲンやヒアルロン酸、エラスチンなどの成分。
特にコラーゲンは、ベッドのマットのスプリングのように肌の弾力を支える役割があります。
しかし、そのコラーゲンは加齢とともに減少してしまい、その結果、皮膚を支えることができなくなってしまい、目の下などがたるみ始めます。
また、加齢により血液やリンパの流れが滞り、余分な脂肪や水分が排出されないと、目の下のたるみはさらに進行してしまいます。

◆加齢による目の周りの筋肉の衰え
(出典:自由が丘クリニック)
年をとるにつれて、体の筋力は衰えていきますが、目の周囲の筋肉も同じ。
目の周りの筋肉(眼輪筋:がんりんきん)の力が低下することで、支えられなくなった脂肪が下に落ちその重みで皮膚がたるみます。
これによって、目の下にたるみができてくるというわけなんです。
特に目の周囲は皮膚が薄いので、たるみが目立ちやすい箇所でもあります。

生活習慣による目の周りの筋力の低下も!
最近では、若い人でも目の下のふくらみが気になる方は増えているんだとか。
その原因なのが、PCやスマホを長時間見ることです。
長時間スマホやPCばかりを見ていると、瞬きの回数がへってしまい、通常でもあまり使わない目元の筋肉がさらに使われない状態に。また、この時はほぼみなさん無表情。
目の疲れもたるみやくまに関係しており、こういった習慣が目の周りの筋力の低下に繋がっていると考えられます。
②目の下の脂肪(眼窩脂肪)が飛び出すようにしてふくらむ
中高年の方で目の下が膨らんでいるのを目にしたことはありませんか。
このぷっくりしているものは実は、目の下の脂肪である眼窩脂肪(がんかしぼう)が正体なんです。
なぜこうなるのかというと、
眼球を支える靭帯が加齢でゆるむことにより眼球が下垂。
その結果として、目の周囲を覆っている眼窩脂肪に圧がかかり前に脂肪が突出してしまうから。
これにより目の下の皮膚がたるんでしまうケースもあるので、ない方がいいに決まっています。

10代から30代の若い人でも目袋がある人がいますよね。
この場合は加齢で生じる場合と異なり、眼球周囲の眼窩脂肪が元々多いことによります。
目の下がふくらむ人とそうでない人の差はなに?
うちの父親は、痩せているのに目の下がぷっくりしています。
一方、母親は、普通体型ですが、全然目の下にふくらみはありません。(丸顔でパンパンだから?)
この差はなんなのでしょうか?
とりあえずわかったのは、体が痩せているか太っているかは関係ないってこと。

上記でもお話した通り、目の下のふくらみは目の下の脂肪や、目の周りの筋力の低下により起こります。
目の下に脂肪がでてきてしまうのは、 生まれつき目の下に脂肪が多いことが考えられます。
また、生まれ持った肌の質や顔の骨格や毎日の生活習慣によっても変わってきます。
PCやスマホやTV、読書のし過ぎで目を酷使していたり、男性の場合肌のケアをしていなかったりすると目の下がたるみやすいと言えます。
遺伝の影響もあり!
自分の両親や祖父母に、目の下のたるみが目立つ方がいる場合には、あなたも同じように目の下にたるみが現れる可能性があります。
家族は体質や体型、骨格が似ることが多く、同じような生活習慣を送ることが多くなるからです。

目の下のふくらみ(たるみ)を改善させる効果的な方法
既にできてしまった目の下のたるみ、せっかくなら解消したいですよね。
目の下のたるみを解消する方法は、
- スキンケア
- 目の周りの筋肉(眼輪筋)トレーニング&ツボ押し
- 美容外科での目の下のたるみ治療
が挙げられます。
1つずつ見ていきましょう。
スキンケア
まずは、スキンケアでのケアを紹介します。
どんなアイテムがいいのかというと、リフトアップ効果のあるアイクリームや保湿効果の高い目元用美容液などです。
目元専用のアイケア製品はたくさんありますが、肌にハリを与える成分を配合している製品を選ぶといいでしょう。

目元のたるみケアにおすすめの成分
◆ビタミンC誘導体
ビタミンCには抗酸化作用、保湿作用、美白作用の他に、コラーゲンの生成を促進し、肌のハリをアップさせる作用があるため、たるみ対策に効果的です。
◆レチノール
ビタミンAの一種で、線維芽細胞に働きかけて真皮のコラーゲンを増やす作用があり、たるみの原因となるコラーゲンの減少を防ぎます。
◆幹細胞エキス
幹細胞コスメなどで、コラーゲン・エラスチンを生成する「線維芽細胞」そのものを活性化させるのもおすすめ。
幹細胞コスメには、EGFやFGFなどの成長因子が含まれており、エイジングケアとしての効果が高いとされています。
◆セラミド
たるみ予防には肌が乾燥しないようにすることも大切。
保湿力が最も優れている、セラミド配合のクリームや美容液がおすすめ。
セラミド美容液の選び方を知っておくといいですよ!
アイクリームランキング&おすすめのアイテムをPick up!
まずは、おすすめアイテムを紹介!
コラーゲンを作るビタミンC&セラミド配合 「ビーグレン」
薬学博士が開発した、浸透力にこだわったスキンケア「ビーグレン」。
トライアルセットを使うと、
高濃度ビタミンCでコラーゲンの生成を促し、セラミド配合のクリームで目元をやさしくケア。
独自の浸透技術で速やかに必要な箇所まで届け、目元のハリのなさや、かさつきをケアし、若々しい印象の目元へ。
最近のリニューアルでは、遠赤外線を放出する唯一の火山土「マテラパウダー」を配合。
マッサージ効果で内側を温めながら、凝り固まった目元を緩めることで若々しい目元に。

温まると血行がよくなるから、むくみも取れるし栄養もいきわたるし期待できそうね。

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どれを選べばいいかわからない方はぜひ見てくださいね。

目元に特化した化粧品は使うのと使わないとでは10年後の肌が全然ちがってくるので、ここで紹介したアイテムを試してみてくださいね。
紫外線や乾燥も肌がたるむ原因の1つ。毎日の紫外線対策と保湿ケアも忘れずに!
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目元のスキンケアの注意点
目元の皮膚はとても薄くてデリケート。
強い刺激を与えてしまうとシワができたりして逆効果になることも。
目元用の美容液やクリームを使う時は、目の周りに指先で軽くなじませましょう。
目の周りの筋肉(眼輪筋)トレーニング&ツボ押し
たるみの原因には目の周りの筋力の低下が関係していると言われています。
眼輪筋など目の周りを囲んでいる筋力のアップが有効です。
そこで、目の周りの筋肉「眼輪筋」を鍛える簡単エクササイズやたるみ改善に効果的なツボを紹介します。

眼輪筋トレーニング
眼輪筋は目の周りを覆うドーナツ状についている筋肉で、まぶたの開け閉めが主な役割です。
この筋肉が衰えると、まぶたや目の下がたるみ、暗い、老けた印象になってしまいます。
眼輪筋は、イラストのようなイメージで捉えてくださいね。
<エクササイズの方法① 眼輪筋全体を鍛える>
1.目に力を入れてギュッと閉じ約5秒キープし、力をゆっくりと抜きます
2.少しずつ目の力を抜き、最初の状態に戻ります。
3.次に驚いた時のように目を見開き、約5秒キープ。
4.ゆっくり元の状態に戻しましょう。
5.3の時に眼球で∞(無限)を描くように5回ほど動かすとなお良い。(反対回りも)
<エクササイズの方法② 目の下を鍛える>
1.口を「お」の形に開いて、鼻の下を伸ばします。
2.そのまま目線を上に向けて、目の下をしっかりと伸ばしていきます。
3.下まぶたを引き上げるようにして、目を細め5秒間キープします。
4.ゆっくりと元に戻します。
<エクササイズの方法③ 一番簡単な方法>
1・顔を上に向け、目だけ下を見て、ゆっくり瞬きをする。(15回)
2.今度は逆に、顔を下に向け、目だけ上を見て、ゆっくり瞬きをする。

◆目の下のたるみを解消するツボ
東洋医学において、ツボ押しは血行を促進し、美容や健康に効果があると考えられています。
目の下のたるみに効くツボを押すと、目元の周りの血行がよくなり、クマや目の疲れが癒され、目元がスッキリ感じるようになります。

ツボ押しをするときは、洗顔後、化粧水や美容液などをつけた後に行います。中指で押すのが基本ですが、上に押し上げるときは親指でもOK。
ツボ押しの方法
1.まずは目の下から。目頭、中央、目尻の3点を指の腹で優しく3秒押す
2.次は眉の下。眉頭、中央、眉尻の3点を、下から眉を持ち上げるように3秒押す
3.最後に、両手をグーにして眉をグリグリとほぐす
4.目尻を引き上げるように、こめかみを軽く押さえる
目のたるみ改善に効果的なツボ7つ
・「瞳子りょう」・・・目尻の端のくぼみにある
・「救後(きゅうご)」 ・・・目尻の斜め下の骨のくぼみにある
・「四白(しはく)」・・・目の下の中央から親指1本分下にある
・「承泣(しょうきゅう)」 ・・・目の下の骨のすぐ上にある
・「さん竹(さんちく)」・・・眉頭の内側のくぼみ
・「魚腰(ぎょよう)」・・・眉毛の中心にある
・「晴明(せいめい)」・・・目頭のやや上にある

頭皮マッサージも目元のハリアップに効果的!
頭皮マッサージで、固まっている筋膜や筋肉をほぐすことも目元のハリアップには効果的。
特に、耳の上あたりの筋肉を刺激してゆるめると、目元引き上げ力が復活!
人さし指と中指の腹を使い、耳のすぐ上あたりの頭皮を小さな円を描くようにマッサージするだけ。
リファカラットレイフェイスを使うと簡単にマッサージできますよ。
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美容医療による治療
何とかしてすぐにでも目のしたのふくらみをなかったことにしたい方は、美容皮膚科や美容外科での治療がおすすめ。
目の下が脂肪によって膨らんでいるのであれば、その脂肪を取りく手術が有効です。
この手術は、下まぶたの裏側からのアプローチで傷痕が皮膚表面に残らず、ダウンタイムの比較的少ない手術になります。
金額は、病院によって異なりますが、だいたい20万~30万円くらいのようです。
また、たるんだ余分な皮膚を切除する方法もあります。
症状に合わせて、たるんだ眼輪筋を引き上げたり、余分な脂肪を減らすケースもあるそうです。
他にも色々な目のしたのたるみ治療がありますので、自分のたるみのタイプを見極めてもらうためにも、相談にいくとよいでしょう。
参考にしたサイト:城本クリニック

目の下のたるみをメイクでカバーする方法
コンシーラーをうまく使えば、目の下のたるみを目立たなくできます。
目立たなくするだけでも印象は全然違ってきますよ。
コンシーラーはクリームかリキッドタイプを使いましょう。色はベージュ。
軽いたるみならば、明るめのものでもいいですが、そこだけ浮いてしまうのを避けるために、抑えめの色がベター。
実際にやってみるとこんな感じ。

ファンデーションはシワっぽくならないように、クリームかリキッドがオススメ。
通常はリキッドファンデの上にコンシーラーを重ねます。
こんな感じになります。
ファンデーションを塗った後にコンシーラーで目の下のクマっぽいたるみを隠しましたが、かなり目立たなくなっています。
この後、仕上げに、ハイライトカラーを使用してもOK。

あとは、鼻筋やおでこにもいれて顔全体を明るくします。
付けすぎると粉っぽくなりシワが目立つので注意してください。
粉っぽくなりのが嫌な方はハイライトは無しでもいいです。

たるみに視線が行かないようにする!
コンシーラーでも隠せないような目の下のたるみの場合は、目の下に視線が集中しないようにする方法がおすすめです。
例えば、アイラインをしっかり入れたり、チークでふんわりと入れる、口紅を明るく艶っぽくするなど、目の下以外に視線が集まるようにしましょう。

まとめ
目の下のふくらみ(たるみ)の原因やおすすめの対処法について長々とお話してきました。
目の下のふくらみが出来てしまうと改善するのは結構大変なもの。
まずは、たるみができないようにすることがとても大切です。
30代を過ぎたら、目の周りのケアも取り入れるようにしましょう。
今、目の下にたるみがある人でも、よくない生活習慣があれば改善し、スキンケアやツボ押しなどを行って見てください。
継続して行うことで未来の顔が全然違ってきますよ。
