エイジングケア

朝ごはんを和食にするだけでアンチエイジング効果あり!発酵食品最高

あなたは、朝ごはんに何を食べていますか?

パン派ですか?それともご飯派?

実は私は、パン派なんですが、こんな情報を聞いて、パン派をやめようかと心が揺れています。

「朝ごはんに和食を食べるとアンチエイジングに効果がある」

パン派の私には辛すぎる話。だってパンの方が忙し朝には食べやすいんだもん。でも、美容効果はすっごく気になる・・・

確かに、「和食は究極の美容食」とも言われていて、日本人の女性が海外の女性よりも若く見られるのは、日本ならではの食生活がその秘密なんだとか。

もし、肌荒れが気になったり、メイクのノリがいまいち、と感じていたら、改善のカギはスキンケアよりもむしろ朝食にあるかもしれません。

そこで、なぜ朝ごはんに和食を食べると、美肌への効果が期待できるのかについて調べてみることにしました。

毎日食べる朝食だからこそ、美容への効果がある和食に変えてみる価値は多いにありそうです。

美肌と朝ごはんの意外な関係 

美肌と朝ご飯の関係

「朝は、1分でも多く寝たい!」という人多いですよね。

私もその1人なんですが、それでも少しだけでも朝ごはんを食べるようにしています。

その理由はお腹がグーグー鳴ってしまうから・・・(笑)

学生のころに2時間目からお腹がグーグー鳴って恥ずかしかったんですよね。

という話は別として、朝ごはんを食べた方が良い本当の理由は、成長ホルモンの分泌に関わってくるからなんです。

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人は寝ている間に、成長ホルモンが分泌されます。

そのおかげで1晩寝るとニキビや肌あれが治ったり、体の疲れが取れるというわけです。

また、成長ホルモンは、アンチエイジングには欠かせないホルモンでもあり、それが十分に分泌されるためには、朝食をしっかり食べるべきなんだとか。

成長ホルモンの分泌に欠かせないのが、メラトニンという物質。

これは朝に合成されるセロトニンが元。 そのセロトニンの元になっているのが「朝食」になります。

さらには、朝食を食べることは、睡眠中に低下した体温を上げ活動しやすくしたり、糖質を補給して脳を活性化させる働きもあり。

朝ごはんが夜に寝ている間に分泌される「成長ホルモンの分泌」に関係していたとは驚き!

美肌のためには温かく野菜豊富なメニューがいい

豚汁

朝ごはんで一番気をつけたいのが、温かいものを食べるようにすること。

お味噌汁やスープ類は体を温めてくれるので、血流もよくなり女性にはぴったり。

また、胃腸が温まり、活発に動くことで、便秘の解消にもおすすめです。

朝ごはんを食べないデメリットは?

朝ごはんを食べないと、空腹の時間が長くなります。

そうなると、お昼ごはんを食べたときに、急に血糖値が上がってしまいます。

そのせいで太りやすい体質になってしまうことが心配されます。

また、エネルギー不足になるため、集中力や記憶力の低下、イライラなどの原因になってしまいます。

朝ごはんの効果のまとめ

  • 夜の成長ホルモンの分泌に関係し、美肌との関係が深い
  • 脳の働きを活発にしてくれる
  • 太りにくい体にしてくれる
  • 便秘の解消になる
  • 元気に1日をすごすことができる
忙しい朝ですが、元気に1日をスタートさせるためにも少しでも朝食はとるようにしてください。

どうして、朝ごはんは和食だと美容にいいの?

美肌やアンチエイジングのためにはバランスのいい食事、発酵食品が効果的です。

和食の朝ごはんをイメージしてみてください。

理想の朝ごはん

なんといっても、朝の和食は栄養バランスが最高です。

ご飯に納豆、焼き鮭、みそ汁、海苔、卵焼き、副菜といったヘルシーなものが並んでいますね。

納豆や味噌などの発酵食品もしっかり入っていますね。

和食には、野菜を中心とした大豆製品、海藻類などを含んだもの多いので、カロリーも低くとても健康的

また、和食は栄養価も高いので、一日のリズムを作りやすいエネルギー源として朝食にぴったりと言えます。

また、何気なく使っている醤油も発酵食品なので、美容効果が高い食品の1つです。

昔ながらの和食メニューは、女性ホルモンを増やすのを助けてくれる食べ物が多く美容効果も抜群なので、是非とも食べるようにしましょう。

あのビクトリア・ベッカムやミランダ・カーも和食大好きと言っています。

このように日本の朝食には体にやさしくて、しかも栄養が高いモノが多いのが特徴です。

また、女性ホルモンにうれしい効果がたくさんある発酵食品が豊富なので、キレイを意識している女性にはとてもおすすめ!

美肌に効果がある朝食メニューのポイント

美肌にはビタミンやミネラルが豊富な食材を摂取することが大切。

あと、発酵食品もね!

オーソドックスな和食のメニューで全然大丈夫なので、よくある日本の朝ごはんのメニューについて解説していきます。

パンよりも米

ふっくらしたご飯

パン派という人が多いかもしれませんが、朝はごはんを食べた方がいいんです。

なぜなら、噛む回数が増えるので腹持ちが良くなります。

ごはんを中心とした和食のメニューだと、脂質過多になりにくいのもメリット。

白米の代わりに玄米や麦ごはん、雑穀米を加えたりすればなお健康的!

なぜなら玄米や麦ご飯には、白米の10倍ともいわれるほどの食物繊維が含まれているから。

他にもミネラル、ビタミン、フィトケミカルなどが多く含まれ、フィトケミカルは細胞の老化を防ぐアンチエイジング効果が期待できます。

白米だけよりも、玄米などを混ぜた方がアンチエイジング効果が高いのね!

味噌汁は美容スープ

味噌汁のアンチエイジング効果

「味噌汁は医者殺し」とか「味噌汁は朝の毒消し」ということわざがあるほど、昔から日本では健康にいいものとされてきました。

そんなお味噌汁は朝食に飲むのにピッタリなんですね!

さらには、美白やアンチエイジングなど美容効果に優れた飲み物として、海外セレブも「美容スープ」と言って好んで飲んでいるんだとか。

どうして味噌汁に美白やアンチエイジング効果があるの?

  • タンパク質が豊富なため、皮膚の細胞を作り出す働きが促進される
  • 「遊離リノール酸」によってメラニンの増殖を抑えてシミの発生を防いでくれる
  • 大豆のイソフラボンのおかげで女性ホルモンの不足を補える
  • 大豆ペプチドや食物繊維、レシチンなどによって 血流が促進される
  • ビタミンEをはじめ抗酸化作用がある栄養素がたくさん含まれる

このように味噌には、お肌の老化対策や美白に効果的な栄養素がたくさん入っているんですね!

どんな味噌汁がいいの?

朝から手の込んだ味噌汁は作れないので、油揚げ、わかめと豆腐とねぎだけでも十分です。

卵を入れて「かきたま汁」にしたり、野菜たっぷりの「豚汁」も栄養豊富でおすすめ。

私は、豚汁は朝からは作れないので、夜ご飯用に多めに作ったものを朝にも食べたりしています。

このように、大豆製品や野菜が美味しく簡単に摂取できる味噌汁はまさに美肌食。

大豆のイソフラボンは女性ホルモンとかなり似た働きをすると言われているので是非とも取り入れて行きましょう。

健康&美容には欠かせない納豆

納豆栄養

朝食の定番とも言える「納豆」ですが、美容にも健康にもとんでもなく効果が高いと言われています。

納豆に含まれる美容効果のある栄養素を紹介していきます。

大豆イソフラボン

大豆に含まれているイソフラボンは、女性ホルモン(エストロゲン)と似た働きをします。

ホルモンバランスの乱れが原因で起こる様々な症状をやわらげる効果が期待できます。

抗酸化作用もあり老化防止におすすめの食材です。

また、摂り続けることで乳がんのリスクも下げることがわかっています。

ナットウキナーゼ

ナットウキナーゼは血液をサラサラにする効果があります。

そのため、肌の血流がよくなり、肌のくすみも解消され顔色がよくなくなります。

心筋梗塞や脳梗塞の予防にもなります。

細胞から元気にする「ポリミアン」

細胞の生まれ変わりを促す物質「ポリアミン」も納豆に含まれています。

新陳代謝の促進効果があり、老化防止に効果的。

シミ・そばかす・くすみにも◎。

食物繊維&ビタミンB群

納豆に含まれるビタミンB2も肌の若々しさを保つために欠かせない栄養素の1つです。

食物繊維には腸内を綺麗に保つ効果があり、それが美肌に繋がって行きます。

このように、納豆には様々な美容効果があることがわかります。

アツアツのご飯の上に乗せるとナットウキナーゼが死んでしまうので別々に食べましょう。

焼き鮭

焼き鮭

実は、鮭には、いろんな美容効果があり、アンチエイジングフードとしても注目を浴びているんです。

その1番の理由が抗酸化成分が豊富だから。

1番有名なのが、「アスタキサンチン」です。

鮭が赤いのは、アスタキサンチンの色素の色のため

アスタキサンチンの抗酸化パワーはなんとビタミンEの1000倍!

また、メラニンの生成を抑制するといった美白効果もあります。

アスタキサンチンの抗酸化力はエイジングケアの化粧品にも多く使われるほど効果的!

その他の鮭に含まれる美容に効果的な成分

  • DMAE肌のハリやたるみに効果的
  • プロテオグリカンは保湿力が高く、ヒアルロン酸よりも高い
  • マリンプラセンタには必須アミノ酸9種類、コラーゲンやヒアルロン酸といった美容成分も配合
  • 鮭の皮にはマリンコラーゲンが含まれ、吸収されやすく美肌への効果が高い
焼きすぎるとアスタキサンチンが損失されてしまうので気をつけましょう!

卵焼き

卵はとても良質なコレステロールが含まれています。

コレステロールは女性ホルモンを作る大事な材料のひとつ!

卵には、肌の若返り成分をつくる細胞を増やす亜鉛が豊富です。

また、必須アミノ酸を、バランスよく含んでいます。

そのアミノ酸はお肌の美容にかかせない『コラーゲン』の素になるので卵を食べることは美容にも効果があると言えます。

また、脂肪燃焼効果のあるビタミンB2も多く含まれ、納豆との相性が抜群!

だから、納豆と卵焼きを朝ごはんで食べるのはとてもおすすめなんですよ。

梅干

梅干

免疫力UP、整腸作用、疲労回復などたくさんの効果が期待できます。

なんだか食欲がないときでも、梅干を食べることで食事が美味しく食べられることもあります。

梅干にはクエン酸が豊富。

クエン酸には血流をサラサラにする効果があり、肌の新陳代謝が良くなりシミ・シワの軽減に繋がります。

また、梅干にはフラボノイドが含まれ、抗酸化作用を発揮。

老化を防止してくれるのでエイジングケアにもピッタリ。

梅干しを食べると酸っぱさで唾液が増えますよね。

その唾液には「パチロン」という若返りホルモンが含まれ、老化が防できるとも言われています。

サラダ&ヨーグルト

サラダとヨーグルト

美肌に欠かせないビタミンC を摂取できる、野菜サラダもおすすめです。

また、手軽に食べられるヨーグルトもいいですね。

ヨーグルトは善玉菌が豊富なので、特に便秘でお悩みの方は積極的に食べましょう。

腸内の善玉菌を増やす働きがあるバナナや、ハチミツなどのオリゴ糖を含むものを一緒に摂ればさらに効果的!

イチゴやキウイなどの果物を加えれば、ビタミン、ミネラル、食物繊維など1日に必要な栄養素がたくさんとれますよ。

楽して美を手に入れたい!そんなわがまま女子には朝丼!

朝ごはん作りは、主婦にとって嫌な作業の1つ。

独身の女性ならなおさらですよね。

それでも、いつまでもキレイでいたいという思い強いはある。

それなら、時間がある夜に作り置きしてしまいましょう!

私は、夜に味噌汁を作り置きして冷蔵庫で保管。朝起きたら温めて食べればとっても楽チンです。

あと、ご飯食にすると面倒なのが、おかずの準備ですよね。

でも、大丈夫!

「朝丼」にしちゃえば問題なし!

実際に作ってとてもおいしかったレシピを紹介します。

<漬け卵としらすののっけごはん>

朝ごはん丼

レシピ・作り方はkurashiruを参照して、実際に作ってみました。

前日の夜に卵黄を漬け込み、朝はごはんに乗せるだけ。

とっても簡単でした!!

材料

・ご飯 ・・・ 150g(お好みで)

・しらす ・・・ 20g

・大葉 ・・・ 1枚

・刻み海苔 ・・・2g

・白いりごま ・・・小さじ2分の1

・漬け卵 

作り方

漬け卵は、卵黄1個をしょうゆ小さじ1.5とみりん小さじ1の漬けだれを作り1晩漬け込む。

焚きたてのご飯の上に、海苔、しらす、卵、千切りにしたシソとごまを乗せて完成!

※みりんは、加熱を行いアルコールを飛ばし粗熱をとったものを使用

この上に納豆を乗せても栄養満点で美味しいですし、海苔を韓国のりにしたらむちゃうま。

最悪、生卵にめんつゆかけてもおいしいと思います。

味噌汁が面倒ならカップ味噌汁をコンビニやスーパーで買ってもOK。

これなら忙しい朝でも時短で栄養満点の朝食を楽しむことができますね!

朝ごはんを食べないと冷え性のリスクが2倍に!

朝ごはん抜きの冷え性リスク

女性で体の冷えに悩んでいる人は多いですよね。

朝食を食べないと、冷え性のリスクが2倍になる記事を見つけました。

腸の働きを活性化し体を温める「腸温活」を啓発する「腸温活プロジェクト」が、首都圏に住む20~40代の有職女性600人を対象に「働く女性の『体温と朝食』に関する調査」を実施したところ、8割の女性が日頃から冷えを感じており、朝食の欠食で「冷え」(隠れ低体温)のリスクが2倍になることがわかりました。

引用wotopi

「むくみ」や「胃腸の不調」を引き起こす身体の冷え。

体中が冷えていると仕事や家事などのやる気も今一つ。

朝に朝食(温かい汁物)を食べることで体が温まり血流が良くなります。

そうなると冷え性も緩和され、気分よく活動を始めることができるようになります。

女性にとって冷えは美容にも良くないのよね!温かい味噌汁やスープだけでも飲んだ方がいいわね。

空きっ腹にコーヒーだけや、パンだけはやめよう

パンだけコーヒーだけのご飯はNG

朝食にトーストとコーヒーを定番メニューにしている人も多いですよね。

最悪、コンビニの甘い菓子パンや砂糖がたっぷり入った缶コーヒーが定番、なんて方もいるかもしれません。

このような糖質たっぷりの朝食は、老化を加速させてしまう元凶になります。

空きっ腹にコーヒー

朝の空腹時にカフェインの多いコーヒーを飲むと血糖値が上がりやすくなり、太りやすくなってしまいます。

コーヒーを飲みたいのであれば、食後に飲むなどにしましょう。

朝はパンだけ

朝ご飯にパンだけを食べた場合も血糖値が急速に上昇してしまいます。

食物繊維やビタミン類などが豊富に含まれている果物や野菜を先に食べることでこれを防げるので、いきなりパンをがぶっと食べるのはやめましょう。

パン食がよいのであれば、フランスパンや天然酵母のパンがおすすめ。

天然酵母にはミネラルやビフィズス菌が豊富!

まとめ

おにぎり

ここまで朝ご飯に和食を食べることで、アンチエイジングの効果があることを説明してきました。

世界でも和食は、ヘルシーで栄養価が高いと注目されているようです。

今まで、「手の込んだ朝ごはんなんて作ってる暇もないし、食べてる時間も全然ないよ!」

なんて思っていた人でも、「明日からご飯に納豆と味噌汁だけでもたべてみようかな」という気持ちになったのではないでしょうか。

鮭フレークや梅干入のおにぎりとお味噌汁だけでもいいので、ちょっとずつ和食の朝ごはんに慣れていくといいですね。

いつもより10分早く起きるだけでも朝の余裕は増えますし、あとは、それを習慣にしてしまうだけ。

キレイになりたければ、朝ごはんは和食を食べるようにしましょうね。

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